大事な場所に居続けることと居なくなることが自分を大きくしてくれるかもしれない。
こんばんは。こんな真夜中にごめんなさい笑
とっても高まっていて。
今日は大事な人たちといろんな話をしていたらこんな時間に笑
15時からずっと笑
それくらい、没頭して話せるのは自分の大好きな職場のお話です。
皆さんは、自分にとって大事な場所はありますか?
家かもしれないし、車の中かもしれない、
彼女のお家かな?人それぞれですかね。
僕の話になりますが、大学に入って2年生になる頃、僕は先輩に連れられて、とあるコワーキングスペースに入りました。
当時の僕は、失恋から自己研磨をすることに躍起になっており、何でもいいから今の環境から変わらなきゃ!と落ち着かない状態でした。
そのコワーキングスペースで、先輩がやっていたフリーペーパーを真似て始めると決心したことを今でも鮮明に覚えています。
学生団体を立ち上げて、フリーペーパーを作る。
リーダー経験も営業経験もビジネス的な感覚もない中、それでも何か変わるかもしれないという期待だけが僕の自信で、とにかくやってみようと思って話していたところに、
「いいじゃんそれ」と言ってくれた隣の席のお客さんの一言はとっても勇気になりました。
それまでやってみたい!と言うこと自体が少し恥ずかしい気持ちになっていたので、当時の僕にはとても心強い後押しでした。
この場所って、なんて素敵なんだろうって思ってその日から僕の作業スペースはそのコワーキングスペースに。ミーティングも制作もずっとここでやっていました。
お客さんが僕だけの日もあったけど笑
自分の生活はこの場所が軸になっていた。
それから半年ほど経ったある時、バイトとして入らせてもらえることになり、そこからはこの場所のルーツやビジョンをより知ることができて、自分もそのおかげでこうして活動できているなと感じました。
人の夢や志しているものがリアルに飛び交う場所に、刺激を受けっぱなしで、そこでさせてもらえる仕事も楽しかった。
取材に行ったり、営業に同伴させてもらったり、企画を作らせてもらえたり。
チームリーダーを任せてもらって、上手く運営できず苦しむこともありました。団体も並行でやっていて、そっちの方も上手くいかず、どちらかが出来なければ両方とも出来ないと自分に言い聞かせていたのを覚えています。
オーナーはいつも僕にギリギリクリアできないような難しい課題を課してくるすごく面倒見の良い人でした。
チームマネジメントに苦労していることや企画力が乏しいこと見透かされていたのかもしれません。そうした力が伸ばせるような配置で仕事を貰えていたなと思います。
ありがとうございます。
お店がもっと良くなる、スタッフにとって何があるべきみたいな自分にとっての正解みたいなものを他人のぶつけるようになったのもこの頃かな。
そして、自分がこうして機会を得ていることを他の学生にも得てほしいことだと思えるようになってきて始めたのが就職活動の支援を扱ったプロジェクトでしたね。
自分が企画の名前をつけ、自分を掘り下げていく時期を就活と捉えたこの場所ならではのキャリア育成のプロジェクトは僕の人生を変えた大きな出来事です。
自分以外の人の成長を見届ける。
一緒に考える、磨き上げる。
そのためにあらゆる手段を並べたり、実際に運営してみる。1年間にも及ぶそのプロジェクトで出会った同じ就活生は200名を超えていたと思います。
そんな周りのみんなとの触れ合いが、この場所の価値だと強く実感しました。こうして場があるおかげでこの人たちと出会えたし、自分も価値観を広げて成長できた。
自分のことからいつの間にかみんながどうなればもっと沖縄がこの世が面白いのか?
そんなことばかり考えてしまって。
もっと自分が成長すれば、いろんな話ができるし、いろんな話ができれば自分ももっと成長できる。
何をしても自分にとっては驚きと発見ばかりで、毎日しんどくても楽しかった。
あっという間に1年がすぎさり、気がつけば4年次になっているくらい没頭していました笑
その間、ほぼ毎日お店に行っては閉店までいた気がします笑
大好きだったし、とっても居心地がよくて笑
最近ですが、
そんな自分に成長をもたらせてくれるこの場所にも新しい子たちが入ってきました。
これまでいたスタッフも卒業していたし、自分がいつの間にか一番歴が長い者に。。。
後輩にとってこの場所はやりにくいものが多く、とても頭を悩ませるものだったでしょう。
僕はそれを少しでも取り除いて、以前のように活気に溢れたスタッフがいる状況を作りたかった。
お客さんは僕が初めて来た2年前にくらべると数十倍のレベルで毎日来てくださるし、毎日仕事があることはとても感謝しています。
ですが、いよいよ自分が居ることで後輩の成長の機会を奪うように。
自分ならこうする、こう思うがお店のためを思いすぎて勝手に膨らんでいきました。
その結果、仕事を巻き取ったり、後輩にいろんなことを教えて同調させたりすることに。
それで苦しめた子もいました。いっぱい詰めたみたいですまん。
自分が初めて、自分以外の人に成長の機会を与えないとと思えた瞬間かもしれませんね。
大事な場所だし、まだゴールにたどり着くついていなくても、自分にとってのどんな場所かを忘れてはいけない。
もう自分がいるべきではない。
自分が頼られることは増え、自分でやりたいことは中途半端になってしまう。
それくらいならいっそやめるのが一番なきがするな。なんて考えていました。
自分はこの場所でいろんな場面をすごしてそこで成長してきました。
2年近くいると、見えているものも違います。僕はお店のこの先どうなっていることが学生にとってのプラスになるかなんてことばかり。(ある意味クリエイティブだよね)
そこにずっと共感してたよ!?
自分にとってのエンディングを見届けたいというわがままをして、居続けたことで余計なストレスを与えてしまった。
でもそれでも居続けたい、じぶんでもっと成長したい。他の人が得るだろう成長のチャンスは
そう感じてからはこの場所に留まるのがつらかった。
もっと早くにやめておくべだったかもしれません。
今日明日潰れるかもしれない泥臭さは
自分が干渉しなければ何事もなく終わって
いたかもしれません。でもそれじゃあお客さんは?関わったスタッフは??
すべて気になるし、別のことが考えられない。
おそらく別のことをしていても仕事を取りにきてしまう。
その経験によって失われたものはあると思います。僕はそれが耐えられなかった。
好きだからといつまで居続けることが正しいと思えなく、人の機会を奪っているなと。の認識の方が増えてしまいました。
驕りかもしれませんが、ここまでやってきたプライドはある。
みなさんにとっての大事な場所は、あなたにとって正しいステージですか?それとも不完全ですか?
最後までいたら後輩の伸びしろを奪うかもしれません。
僕に残された期限は少ない。
最後まで自分の成長とお店の成長を見届けてきた自分だからこそ、残って伝えるべきことと去って考えさせるものがあることを感じました。
そして僕はもうその段階まできてしまった。と思う。
Topothesiaよ、これからも学生にとってのプラットホーム、みんなにとっての希望の場所であってほしいものだ。
また、遊びに行きたいな。(今度はお客さんとして)
脈絡もなくただ夜中におもいでを。