ちょっと仕事やめそうになった話
こんにちは。おひさしぶりです。
タイトルは少し狙いすぎましたが(笑)
先日、映画を観てきました。
「ちょっと今から仕事やめてくる。」
- 作者: 北川恵海
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2015/02/25
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (12件) を見る
感想から言うと、すっごく良かったです!
僕が入社直後の新人ということもあり、主人公にリンクしたポイントも多く、
とても考えさせられる時間になりました。
ネタバレはしたくないので、抑えながら書きます。
魅力その1 テーマが想像以上に豊かな映画だった
予告でも、主人公の青山(工藤阿須加)が駅から身を投げ出すシーンが印象的でしたね。
まず、「死」や「ブラック企業」といった要素が思い浮かびます。
劇中もかなりえげつなかった。。。(本当に気持ちが重くなるほど)
単なるブラック企業からの脱出劇かと思ったんですけど、
家族愛や人間関係、自己対話など様々な視点から映画を見ることができるように感じました!
観ている最中に「あれ、俺だったら」とか「確かに、考えなおさないとな」とか反省や後悔も滲み出てくる不思議な時間でした(笑)
魅力その2 青山という人間の普遍さ
主人公はアクション映画のスーパーヒーローやSFに出てくる超能力者でもありません。
就活を普通にして、普通の会社に入り、普通に営業の仕事をしている新入社員。
特別な力や背景がないからこそ、観ている人とのシンクロ率を高めてくれて、
話が展開していくごとに一緒に楽しめたように感じます。
(特段、僕が新入社員で共感値が高かったというのもありますが。)
魅力その3 背景の描写が秀逸
登場人物の中で、主人公に関わる重要なキャラクターの背景がとても生々しいです(笑)
関西弁で明るく接してくる山本(福士蒼汰)、青山の家族、職場の先輩、いろんな人のストーリーがしっかりと表現されていたことで、より作品の世界に入り込めました。
ふわっと書くとこんな感じですが、
青山のような人はきっと日本のサラリーマンの中にはいっぱいいると思います。
外的要因のせいにしてはいけない。
単純にその言葉だけで片付けられないこともあるかもしれません。
僕は鬱や何か心の病を抱えたことはありませんが、山本のような寄り添ってくれる仲間がいることはとても励みになって仕事をしています。
就職活動中の後輩の皆さん、
ただただ内定が欲しくて、自分が何をしたいのかわからないまま仕事に就くことだけは
決して選択しないでほしい。
新入社員として社会に出た同士の皆さん、
やりたくないこと、思い描いていたこととのギャップ、理不尽なことも沢山あると思います。しかし、今日の経験は昨日の自分ができなかったこと。
耐えることも時には必要かもしれません。
ただ、一人で溜め込まないでほしい。
SNSでも良いから、愚痴でもいいから、一言でもいいから、気持ちを吐き出すことをしてみてほしい。
誰かを頼る、迷惑をかけてみるのも生きる上では必要なことだと思いますよ。
そんなポジティブなことをいいつつ、人事と面談をしたり、異動する可能性が出ている今日この頃。
さて、今日も1日、明日も1日、結局毎日生きるぞ~!
(後日書きますが、僕は現在健康診断での異常、先週からの血尿により血液検査等々を受けていますw)
体調管理・ストレスマネジメントも立派な仕事。
そして生きることです。
今日も1日がんばりましょう^^
IKEMASKY